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2102国立国際美術館のシンポジウム「視線の行方」
Date: 2012-05-14 (Mon)

*『DISCOVER JAPAN』6月号の「建築でめぐるニッポン観光」特集にて、「観ておきたいニッポンの名建築50」を監修。タワー、美術館、庁舎、銀座、宗教のキーワードで。ほかの記事との兼ね合いで調整が大変でした。同号の幅さん「本でめぐる名建築」が拙著「現代日本建築家列伝」を紹介。

*仙台へ日帰り。
・せんだいスクール・オブ・デザインの新学期開講式と、assistantの記念講演。五十嵐のメディア軸のスタジオは、あいちトリエンナーレ対応で、テーマは「現代美術と地域を考える」とし、小崎哲哉さん、飯田志保子さん、村上タカシさんらをゲストに招き、雑誌を制作します。

*仙台から終電で東京へ。
・深夜に発表データをつくり、寝ないまま大阪へ。国立国際美術館のシンポジウム「視線の行方」、セッション3「写真と建築」に参加し、基調報告を行う。その後、鈴木理策さん、ヨコミゾマコトさんと討議。建築家と写真家の駆け引き、デジタル時代の存在しないイメージの突出。
・それにしても国立国際美術館。開始前の行列をみて、写真はとても多くの来場者が関心をもっているテーマなのだと思いました。セッション終了後、開館35周年記念展「コレクションの誘惑」を観る。現代美術史の貴重なアーカイブになっている。第二部はシンポジウム同様、写真を特集。再び新幹線で東京へ。


2101ハーマンミラーにてレクチャー
Date: 2012-05-13 (Sun)

*『東京新聞』4月25日の記事、山内悠記子「信金カラフル フランス人建築家設計」にて、コメントを寄せました。エマニュエル・ムホーによる巣鴨信金の支店のカラフルなデザインをとりあげたもの。

*仙台に日帰り。
・五十嵐研本のキックオフmt。7年の活動をまとめます。

*5月11日、名古屋にて、あいちトリエンナーレの建築マップや広報の打ち合せ。

・その後、東京丸の内ハーマンミラーストアにて、『3.11 - 東日本大震災の直後、建築家はどう対応したか 展覧会を五十嵐太郎さんが語る』のトークを行う。現在、仙台とパリ展が終わり、モスクワ、アルメニア、ケルン、ローマ、釜山、ソウル、北京などを巡回すべく、動いています。2年間で世界20ヶ所の予定。

*、仙台へ日帰り。
・せんだいスクール・オブ・デザインの新学期開講式と、assistantの記念講演。五十嵐のメディア軸のスタジオは、あいちトリエンナーレ対応で、テーマは「現代美術と地域を考える」とし、小崎哲哉さん、飯田志保子さん、村上タカシさんらをゲストに招き、雑誌を制作します。


2100ロサンゼルスUCLAにてレクチャー
Date: 2012-05-12 (Sat)

*UCLAにてレクチャーを行うために、12年ぶりくらいにロサンゼルス訪問。
・土砂降りの東京を出ただけに、快晴がより対比的に見える。阿部仁史さんの家にて食事。フランク・ロイド・ライトとルドルフ・シンドラーの家に挟まれている。いずれも?な改築だが、それでも残っているのはえらい。

*阿部さんの事務所のnathanにロサンゼルスを案内してもらう。
・前に訪れたときは確か建設中だったゲーリーのコンサートホール(様式は同じだが、これは外構を上下に歩きまわれるのがおもしろい)、モネオの大聖堂(要塞のような外観だが、内部は明るく開放的)、コープ・ヒンメルブラウの芸術的高校。モーフォシスの交通局ビルは、大胆さと知性を兼ね備えたデザイン。リトルトーキョーには二宮金次郎の彫像が。シンドラーハウスがとても良い。傾斜屋根を隠すが、親密なスケール感は、リトルトーキョー以上に日本的。が、縁側的な土間、日本建築にはない上部採光など、モダンとの融合も実験的。カルバーシティにて、エリック・オーウェン・モスの建築を見る。学生のときに雑誌で知って訪れたかったもの。このエリアに彼の作品が多いのは知っていたが、本当に集中している。ディコンストラクティビズムからも影響受けた擬似リノベーション的手法やポストモダン的な造形。ああ、この感じ、懐かしい。

*二度目のゲッティ・センターへ。
・やはり階段は見せ場だし、安心感のあるスタイルは固定化されているとはいえ、群体でこれだけの規模をまとめあげ、なお美術館としてもあまり不具合がなさそうなのは、さすがのリチャード・マイヤー。展示に現代美術がないので、仕様を決めやすいのかもしれないが。前に来たときも思ったが、ディズニーランドがポストモダンのテーマパークなら、ゲッティセンターはモダニズムのユートピア/アートのテーマパークである(直島の安藤建築群は現代アートで、同じような展開だが)。ただ同じゲッティでもヴィラがローマなら、センターは丘の上のアクロポリスでギリシアだ。
・ハーブ・リッツの企画展をやっていた。名古屋のファッション展でも紹介されていましたが、アート風の作品で知られている写真家。芸術を商業とこう混ぜると成功できる。が、まとめてみると、モデルが尋常じゃない。有名人だらけだし、身体もすごい。素材にも恵まれていたということか。が、本当にゲッティの底力を感じるのは、中世、近世、近代の西洋美術のコレクションと展示。各時代の家具や装飾などは、展示室ごと、同時代様式で空間をつくっているところ。新規購入では、建築家シンケルによるオペラ「魔笛」の舞台美術の図案を収録した画集、ピラネージ、ファイニンガーなどを展示。

*ワッツへ。
・13年前、UCLAの知人にロサンゼルスを案内してもらったとき、このエリアには行きたくないと拒否されたのですが(治安が悪いため)、今回は念願のワッツ・タワーを見学できました。建築の素養がない男によるセルフビルドの塔の群は、思っていた以上にカラフル。そして足元にも装飾的な空間があった。続いてワッツのエリアとは対照的なパサデナに向かい、カルテックのモーフォシス、不思議なリノベーションによる美術学校などを見学。阿部仁史さんの事務所に立寄り、建設中のウィーンの大学校舎、リトルトーキョーのプロジェクトなどを説明していただく。やはり、この都市はクルマがないと移動がきつい。
・7日、ロサンゼルスのUCLAでのレクチャー。日本の建築家はそれなりに知られているので、その背景にある歴史家や批評家がどう関わったかについて語る。日本語のレクチャーなら簡単なのですが、あらかじめしゃべる内容を英訳しておくのは大変な作業。中国語に訳された僕の本を三冊もっている方もいた。


2099渋谷ヒカリエと東急プラザ表参道原宿
Date: 2012-05-02 (Wed)

*『毎日新聞』4月26日夕刊にて、「家型パターンで伝統を表現:浅草文化観光センター」を寄稿しました。

*連休中。
・UCLAでのレクチャーの準備。
・震災遺構について『日本経済新聞』の取材を受ける。日本では、とりあえず廃墟として放置するという選択肢が難しい。オルセー駅はパリのど真ん中で長期間見捨てられていたが。
・青山にて廣村正彰さんの事務所にて打ち合せ。
・品川にて、アーノウト・ミックと食事。
・東京FM『中西哲生のクロノス』のコーナー「LOVE&HOPE~ヒューマンケア・プロジェクト~」の事前収録を行う。ここでも震災と記憶について。女川や南相馬市の計画。5月中旬に放送予定。

*『バトルシップ』を見る。
・大馬鹿映画と思いつつ、劇場でしか得られない大画面と大音響での体験がしたかった。ハードルをかなり低く設定したため、思ったよりもちゃんとしている。突っ込みを入れながら楽しむ映画。確かにゲームの映画化になっていることにも驚く。香港のシンボル建築は、中国銀行だった。

*『朝日新聞』に東浩紀さんの憲法改正試案のインタビュー。
・20年近く前、彼が学部のときにやっていた読書会に顔を出したことがあるものとしては感慨深い。やはり、コンピュータやネットの比喩が顕著。建築界だと藤村さんだが、この思考モデルは時代の様式というか、エピステーメーになっているなあ。

*東京の新しい建物を見る。
・表参道のGAP跡地に完成した、中村拓志設計による東急プラザ表参道原宿へ。凹凸のスカイラインをもつ印象的な外観で、オープン前から目立っていたが、鏡面張りの印象的な導入部には外部の風景が映り込み、中に入ると、垂直に吹抜けが展開。屋上の緑にあふれるオープンテラスは気持ちいい。
・渋谷ヒカエリエへ。異なるプログラムのヴォリュームを縦にそのまま積んだような表現は、OMAなど、現代建築の前衛がやっていたことだが、駅前の商業施設もこれをやるようになった(愛知の芸文センターも今だったら、こういうデザイン)。小山登美男のギャラリーが駅前の商業施設に入るのも時代か。


2098あいちトリエンナーレ2013実行委員会参与会議
Date: 2012-04-30 (Mon)

*『建築ジャーナル』5月号の連載枠にて、今回は「もっとも過酷な一年を過ごした東北大生」と題して、うちの研究室の卒業設計についてとりあげました。こちらは卒計日本一のファイナルに残った三人ではなく、残らなかった曽良あかり(青葉賞)、関谷拓巳、椚座基道の作品の図版を使っています。
・グラフィック・デザインの賞の審査を担当します。海外で販売を目的とするグリーティングカードです。グラフィック、あるいはプロダクトとしてのカードで、デザインがユニークなもの、ご提案ください。資格は問わないので、建築系、アート系の型も是非。
http://www.tegamishop.jp/competition/application/

*今週は、仙台ー名古屋ー仙台のパターン。
・東北大にて、委員会や講義。
・名古屋にて、あいちトリエンナーレ2013実行委員会参与会議、キュレータと打ち合せなど。
・東北大にて、教室会議。
・東京にて、日経新聞から震災遺構について取材を受ける。


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