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74:最近
Date: 2004-06-09 (Wed)
ここでの書き込みは、まったくとまっているが近況報告。
3月いっぱいで、4年半勤めたHerzog&deMeuronを卒業し、プラダ南青山のプロジェクトも最初から最後まできちんと見届けたしいいかなという感。4月から日本で個人的に活動開始、それと同時に夜は、理科大二部で教えたりしている。詳細は、ぼくのホームページをチェックしてね。
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73:みかん
Date: 2003-04-14 (Mon)
昨日は、父方の故祖父母の家が撤去されるとのことで、物を引き上げに親と出かけてきた。家具は部屋の真ん中にまとめられ処分されるのを待っている状態。生活の面影はまったくない。匂いといいものといい、スイスでみたセカンドハンズショップそのものだ。古い扇風機、冷蔵庫、レトロ好きは興味を持つだろうが、なぜかそれを磨いて使おうという気はあまり起こらない。父は過去の秘密満載のアルバムや日記などをまとめ、母は捨てるにはもったいないと思われるものを吟味している。ぼくはというと、思い出といえば庭ぐらいで、庭にたくさんなっている夏みかんがあまりにおいしそうなのでそれをとって袋に詰めた。ゲジゲジなどがみかんの裏などにいてかなり気持ち悪い。これは子供のころとなんらかわりない。亡くなって月日があまりたっていないせいか、まだ庭では、次から次へと華麗に花が咲いては実をつけている。庭がまだ生き続けているのをみると心が痛む。この敷地は近く売りに出される予定だが、この庭の行方が気になる。こんなに大きくなったオリーブの木やミカンの木はどうなるんだろう。そんなことを考えながらミカンの皮を庭に投げ捨てた。
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72:模様
Date: 2002-11-13 (Wed)
電車の真向かいの女性がルイビトンのバックを持っていた。なんの変哲もない風景なのだが、よく見ると、ルイビトンの模様は手裏剣かあるいは家紋のような絵柄をしている。みればみるほどこんな模様だったんだと目を疑うだけなのだが、ずいぶん古風な絵柄で、お世辞にもカッコイイマークとはいえない。表参道のビルでは、大きく伸ばされた白い家紋が黒い背景に浮き上がっている。時代劇によく出てくる門脇にある家紋の入った幕にそっくりだ。外資系ブランドだというのになぜか日本古来の風景とどこか似ていて笑える。
(追記・Wさんよりメールをいただきました。) 昔の日本の葛篭に印した、家紋の配列パターンからきているということです。 ジャポニスムが始まったころフランス(?)で開かれた展覧会に日本が陶器を展示しようとした時、船便で送るために葛篭に入れて運んだその葛篭に今のルイビトンの模様とそっくりな家紋の模様とのこと。それを引用したらしい。
ありがとです。
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71:『ちがい』
Date: 2002-11-01 (Fri)
日常生活をしていると、ふと、あれっ?いつもと違うと思うことがある。たとえば、新しいお店ができたりするとあれっ、ここにはいったい何が前に建っていたっけ?思い出せない。お昼にいつもいくレストランに入ると照明が変っている。あれ、まえはどうだったけ?人の髪型とかもそう。変ったというのはわかっても前どうだったか思い出せない。身の回りは日々変化している。人はその変化を敏感に感じ取るが、元々どうであったかというのは結構覚えていないものである。本来変化というものは、元の形と今の形の違いで認識されるはずなのに、実際には、今のものがあり、昔とは違うということがわかるだけなのである。だから今のうちにまわりのものが変化する前に今のものをしっかり目にやきつけとくことが大事だと思う。結構難しいことであるが、ちょっと意識してみるとまわりのものが新しい価値をもって見えてくる。
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70:CAD
Date: 2002-03-13 (Wed)
スイスで働き出して以来、ArchiCADなるCADを使っている。以前は、MiniCADを使っていて、指先の感覚までカスタマイズされ我ながらなかなかのスピードで作図ができると思っていたが、いざArchiCADを使い出すと、ショートカットの違いからかまったくMiniCADが使えなくなってしまった。無理してMiniCADを使おうとすると、身体的?苦痛に襲われ図面のひとつもまともにひく気になれない。別にMiniCADが劣っているといっているわけではないが、違うCADに慣れてしまうとなかなか同時にほかのもといっても体がいうことをきかない。
日本人にはなじみのないArchiCADについて少々説明しよう。 MiniCAD(VectorWorks)を使っている人にはわかるだろうけれど、MiniCADの最大の欠点は、斜めの作図がまじうざったい。ほとんど不可能という域に達している。斜めの作図をしようとすると、平行線ツールか、斜め四角などを駆使して作図するか、斜め部分をすべてシンボル化し、シンボルを回転して対応する。ArchiCADのよいところはこの斜めの作図が結構さくさくできる。あと寸法線が図形とリンクしているので変更のたびに寸法線を作図しなおす必要がない。ただ、何重にもシンボルやグループに入るといった機能はまだまだMiniCADより劣っていてるし、なぜか整列機能というのが備わっていない。 でも総合すると、ぼくの感覚ではArchiCADの方がMiniCADより洗練されている感じがします。ソフト自体が賢い。もともとArchiCADはMacのCADでMiniCADより全然歴史は古いようです。ネックは値段です。とても高いです。 斜めの作図が強いソフトを使うとどういうことがおきるかというと簡単に変な形の建物を設計しだします。MiniCADのようにXYがちがちだと斜めの建物がよいとしてもかなりうざったいです。 3DCADというと、ぼくは昔からFormZなのですが、これまた涙がでるほどよくできていると思うし、さくさく動いていいです。3Dの寸法管理にはばっちりだと思うし、展開図機能は模型をつくる人にとっては絶対必要ですね。最近FormZもたくさん使うのでいろいろコツをつかみつつあるのだけれど、なんといってもFormZが使えるようになるかどうかは、点、ポリゴン、セグメントを自由自在に追加削除でき、かつそれぞれの関係性が位相的に頭でちゃんと整理できることかなと思ったりする。三次元上存在できない形でもデータとしては形状を保持できること、三次元上では不確定なものでもデータとしては正しいもの、そんなことが自由自在に考えられればいっちょ前のキャドラーでしょう。
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69:消えゆく電気街
Date: 2002-03-07 (Thu)
今日は秋葉原のおはなし。
秋葉原はぼくが子供のころの遊び場であった。小学生ぐらいのころだったろうか。電飾の町にはYMOのライディーンが鳴り響いていた。そのころマイコンでやっとこさ音が鳴り出したころで店頭に並ぶコンピュータはすべてといっていいほどライディーンが流れていた。音質も非常にチープでライディーンのイメージとよくとけこんだ。大きなお店でも小さなお店でもライディーンの大合唱。ピコピコ音楽がなり響く空間はかなりかっこいいと思った。駅前のラジオ会館も活気づいていた。 小学校の友達にモトローラの副社長の息子がいた。そいつは、初代マックをもっていた。中学生のくせして自由にコンピュータで絵など書いていた。秋葉原のラジオ会館にはマック専門店があった。アメリカ製という雰囲気がぷんぷんしていて、ほかのパソコンに比べて非常に静かで異様な雰囲気をかもし出していた。7色りんごもとてもいいデザインだっと思った。 中学生のころはオーディオ三昧で秋葉に通った。ちょうどオーディオ絶頂期であった。たくさんのスピーカーを前に視聴などを繰り返した。今ではほとんど見かけなくなったスピーカー山積みのリスニングルーム。長岡鉄男にあこがれた。ブチルゴムまきの太いスピーカーケーブルが印象的だった。 大学のころ、しぶしぶマックを買った。しかしマックの情報はほとんどなく片っ端からマックの情報なるものは買いあさった。贅沢しないマックという記事を参考に購入したが、かるく70万以上していた。秋葉原はキューハチキューハチという声で溢れ返りマックユーザーの肩身は狭かった。周りにマックをもっている人はいなくてさびしかった。 大学後半、ジャンク品あさり。ある意味活気づいていた。雑居ビルの某お店で同じくジャンク品をあさる堀井氏にも目撃されてしまった。 しかし、健全だった秋葉原は次第に変な人たちによって朽ちていく。それはエロ変態漫画同人誌と変態フィギュアの波。昔はこういったお店はなかったのに昨年スイスより帰国し久しぶりに秋葉を訪れてみると以前行きなれていたジャンク品のお店がすべてといっていいほどこう言った変態趣味のお店へと変貌していた。秋葉原は非常に新陳代謝のはげしい町で、新しいものは北側の地区から発生し次第に力をつけて南へと南下していく。だから北側の地区を観察すると未来の秋葉原が見えてくる。ということは、数年後秋葉原はエロ漫画やフィギュアなどであふれかえる変態の町に変貌するのは目に見えている。そして昨今、大型電気店は渋谷、新宿、池袋、有楽町、新橋などの駅前に出現し、もはや秋葉原である意味が薄れてきている。ぼくの予想では、電気の町、秋葉原は今後数年のうちに姿を消してしまうだろう。なんか残念だっ。
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68:星空
Date: 2002-02-19 (Tue)
景気が冷え込んでいるせいか、少々東京のそらがきれいになった。星も以前よりよく見える気がする。わるくない。
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67:コンペ
Date: 2002-02-08 (Fri)
この前、新富弘美術館のコンペの一次結果がでた。しかし落選。(苦笑) そんなに悪くない案のはずなのだけれど・・・。 少々プレゼへの投資が少なかったか、技術的裏付けが少なかったか・・・。 落ちたことよりもこの案自体かなり可能性を秘めていただけに展開できなかったのが非常にもったいない。
http://home.att.ne.jp/sun/kik/project_home.html
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66:はやーぃ。
Date: 2002-02-01 (Fri)
東京にいると、スイスにいるときより軽く10倍ぐらい時間の経ち方が早い。 日本人が長生きするのはきっと時間が早くすすむためだ。ヨーロッパ人に比べて見た目も若いのもきっとそのせいだ。これ、ほんと・・・?
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65:占いの仕組み
Date: 2002-01-29 (Tue)
パルコの地下にある本屋にいくと、その横に数軒の占いブースがある。占っているおばさん達もIT時代の波はさけられないらしく、最近はコンピュータなどを導入し占いに工夫を凝らしている。そこでとても興味を引くのは、いったいどんなソフトが入っているのだろうかということ。マウスをあまり持たないところを見ると地味にDOSでコマンドなど打っているのだろうか?それとも難解な式を元に人の未来を占っているのだろうか?それとも、インターネットオークションの締切まじかで入札に忙しいのだろうか?そんなことがふつふつと頭の中にわいてくる。 冗談はさておき、ぼくはまったく占いを信じない。いや、もう少し正確にいうと、実は信じていないというわけではなくて、からくりをなんとなく察知しているため近寄ることの危険性をよく知っているから興味がない。 実は、ぼくが思うに占いは典型的な催眠術なのである。そして、それらに共通していえることは、必ず意味不明、不可解なものを道具として愛用している。人間はどうしても、そういった意味不明な道具をみるとなぜ?どうして?そんなばかな?と思ってしまい、そう思っている間は自分が人間であることから意識が遠のいてしまう。そしてその遠のいている瞬間がおばさんにとっては催眠をかけるための絶好のタイミングである。 例をあげて話していったほうが早いので、まず催眠術で用いる玉をぶら下げて振り子の運動をしてみせる行為。これは動物的な感覚を応用していてどんなふてくされた人間でさえふと気づくとその玉を目で追いかけている。この目でものを追いかける行動は人間に限ったことではなく、サル、犬に限らずトンボですらやってのける動物的な行動である。そしてこの動物的な感覚に回帰してしまっている瞬間、心の奥の扉が開いてしまっていて、なんか言われてもなんとなくそうなんだなと意識下で思ってしまう。そしてそれが後となって現れ占いが大当たりしたりする。ほかにはちょっと違うが人を説得するとき目を見る。人が目と目を合わせる行為は、非常に動物的だし、まったく人間であることと関係ない時限にトリップしている瞬間でもある。そしてなにか言われると同じように説得されてしまうのだ。こういったことは普通の生活のあちこちに見え隠れしているのだろうと思うが、気をつけなければいけないのは、良い方向に説得されるケースもあれば、悪い方向に説得されてしまうこともあるということ。そして悪い方向のことを深層心理に焼き付けられてしまうとそこから脱出するためにはかなりの時間とリハビリが必要となる。そんな危険な状態に置かれたらまず目をつぶる、耳をふさぐ。そしてその場から逃げ出すことが必要だろう。 どのくらい周りの人がこういうことを意識しているかわからないが、これを心得ているだけでも人生つまらない脱線を未然に防げると思う。
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