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262:おひさしぶりです。
Date: 2008-07-04 (Fri)
こちらでひっそりブログをはじめています。
http://ysmr.com
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261:京都精華大学
Date: 2008-02-04 (Mon)
雪でしたね。白む窓の外を見ながらふと思い出したので約半月前の講評会の話を。 17日京都精華大学 3回生の設計課題講評会に呼んでいただき雪の京都へ。予備審査から数えると7時間を超える長丁場のジュリーで、どうなることかと気を揉んでいましたが、でてきた作品はプロダクトやファッションまで幅広くなかなかの力作揃い。特にSCI-Arc との交換留学から戻ってきた5名の作品は、プレゼンテーションも達者で見応えあり。単に見栄えを取り繕う技術があるという意味ではなく、ストーリーラインの作り方もダイアグラムの構成も緻密で3回生としては非常に高いレベルにあると言っていいと思います。先生方からは作品づくりに費やす時間が違うなど、国内組へのフォローの言葉がありましたが、単にそれだけとは思えない力の差が透けて見えます。 なぜそんな差が生じたのか。まっさきに思いつくのはもともと優秀な学生が行ったということ。次は、SCI-Arcが建築版虎の穴で門をくぐりさえすればだれもが開眼するようなカリキュラムを持っていること。うーん。どちらも俄には信じがたい。もしかすると、自分と同じように良く喰い良く笑う連中が良くできただけ、そういう状況に投げ込まれただけで十分だったのかも知れない。 いずれにせよ、彼らが何かをつかんで帰ってきたのは事実。ここ数年留学の価値は揺らいでいると思うけれども、こういう結果を見てしまうとまだまだ捨てたもんじゃないな、とも思います。
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260:募集
Date: 2008-01-23 (Wed)
春休みのオープンデスクを募集しています。興味のある方は、氏名、連絡先、大学名、学年、希望期間と頻度を記載の上、 までメールをお送りください。折り返しご連絡いたします。 (上記@が全角になっています。また、当方のサーバーがかなりの頻度でスパムと誤認して受信拒否しているようです。返信がないようでしたら別のアドレスから送るなどの対処をお願いいたします。)
## 上記リンクは生アドレスを隠蔽する javascript を仕掛けました。 ## クリックすればメールの題名も一緒に入ります(by管理者)。
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259:工事単価
Date: 2008-01-09 (Wed)
・正月休みのシメは手塚夫妻をテレビで。他人の現場は面白い。耳の痛い職人のぼやきさえ最高のほめ言葉に聞こえるのだから不思議なものです。番組のエンディングで2度のCMに耐えながら工事費を確認すると、混構造平屋、木造2階の両者とも坪150万クラスでした。手塚夫妻の住宅とて数年前はせいぜい100万前後(勘。未確認ですよ。)ではないかなぁと思うのですが、いやはやご立派。ですよねー。うん。僕が学部生の頃退官間近の池原義郎先生が「坪150万以下の仕事は受けない」とおっしゃっていたのを覚えてますが、この値は設計者側からするとひとつの目安ということなのでしょうね。いやはや(再)。しかし通常この手の番組で目にする住宅の工事単価とはまったく次元が違うわけで、一般視聴者の中にはのけぞった人もいるのではないでしょうか。心地良かった職人のぼやきと笑い声は最後の最後で不敵な笑みに反転する。この構成はお見事。(なのか。)
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258:年末年始
Date: 2008-01-08 (Tue)
・年末は息も絶え絶え。年度末までふたたび忙殺必至なこともあり、今年は思い切って29日から6日まで完全休業させてもらいました。充電完了。あけましておめでとうございます。 ・27、28は大掃除&忘年会。思うところあって事務所のレイアウトを変更。11人全員が向かい合って大きなテーブルを囲むようになりました。しばらくはこれで様子見。 ・29日はオランダより上原雄史さんが帰国中ということでハウス&アトリエ・ワンへ。訪ねると自邸が欲しくなる家。自分はいつか自邸を建てるのだろか? うーん。建てるなら全部ひとりでやるか、全部ひとにやってもらうかがいい。かな。なんとなく。飛行機の予約があり1時間ほどで失礼して羽田へ。羽田は帰省客でごった返していて何かと時間がかかり、子連れで走ってなんとかすべりこみセーフ。で、南紀白浜へ。その日はなぜか神戸製鋼ラグビー部の方々と食事でした。たのしそうな義父をみるのがたのしい時間。 ・30日は田辺からクルーザーで直島へ向かうつもりでしたが、折りからのシケで断念し、陸路宇野港へ向かいそこからフェリー。初直島です。フェリーに切り替えたおかげで、SANAAのフェリーターミナル着となり、ぺらぺらの屋根がお出迎え。皆を車にのこしたまま、案内をもらいに行くと言って早速見学。軽く興奮。ミースのガソリンスタンドみたい。大屋根の下は、外部空間と言っていいのか、内部空間と言っていいのか、そのどちらでもあって、どちらでもないような場所。この空気を獲得するには、この高さ、この華奢さでなければダメなのだということが瞬時にわかる。 ・夕食の時間が迫っているため、見学もそこそこにベネッセハウスへ。今度はうってかわって安藤建築。その日は、ビーチと呼ばれる木造の宿泊棟に泊。 ・翌午前、特別開館している地中美術館へ行き、午後はオーバルと呼ばれる丘の上の宿泊棟に両親を訪ね、美術館も見る。 安藤さんの建物は良いです。90年代前半のものからつい最近のものまで一度に見られるのも面白い。ドアハンドルのディテールや框の寸法まで15年間変化がないことも驚きですが、しかし石の選び方や塗装色には変化があって、最近はコンクリートにより紛れるような色柄を選ぶ傾向にあることが見て取れる。 ・しかしベネッセハウスの運用には首をかしげたくなる部分も多し。アートと寝るが売りとはいえ、高級旅館並の宿泊料をとるにしてはちぐはぐでお粗末な接客。料理は2時間ずつの2交代制なのに1時間半待ってようやく料理が出てくる始末。そもそも、かのベネッセ(こどもちゃれんじでしょー?)の施設であるにもかかわらず、子供が宿泊できない部屋、子供が食事できないレストランが多いというのはいかがなものか。改善を期待したいところです。 ・明けて1月1日は古い街並みののこる町の中を散策しながら家プロジェクト鑑賞。ベネッセで知り合ったスタッフの方の自宅が慶應大学隈研吾研究室の古民家再生プロジェクトとしてリノベーションされたと聞き、案内いただきました。インテリアは隈言語のコラージュなれど、存在感のある塀、壁が○。 ・昼過ぎ、ふたたびフェリーターミナルを経由して宇野港に戻り、そこから今度は笠岡から海上タクシーで六島へ渡り墓参り。六島は車の通れる道路がほんの数100mしかないような小さな島。地方という言葉の重みにくらくらするような島です。2日海上タクシーで笠岡へ戻り、有馬の御所坊に泊。品良くお節風がちりばめられた食事にようやく年が明けたことを実感です。3日伊丹から東京へ戻りました。 ・今年もよろしくお願いします。
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257:ハウステンボス
Date: 2007-12-04 (Tue)
・週末は某誌某企画で長崎ハウステンボスでした。実は、学生時代にひとりぶらぶら九州建築旅行なぞしていた折り、一度訪ねたことがあります。エッシャーを見たかったというのが主な目的で当時は建物などほとんど見ていませんでしたが、今回はじっくり観察。いやーーー三日は楽しめますね。オランダに行ったことがあるひとにはオススメできます。巨大な間違い探しの中にいるようなもので、脳のそちこちが刺激されます。意識していないと、そこが長崎であることを忘れそうにもなる。ほぼオランダ。 つっこみどころは満載なのですが、つっこむ方がむなしい。楽しんだ方がよい世界なのでしょう。 ・オランダには、これだけの規模のオランダ(16〜19世紀の建物だけでできてるオランダ)はない。この資産をどう活かすのか。街づくりの実験場として真価が問われるのはこれから。
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256:ミシュラン
Date: 2007-11-21 (Wed)
・でましたねミシュランガイド東京版。という話をしていたところへ、「亀や」が昨年赤坂にオープンした山形料理の店「阿部」が一つ星を獲得との知らせが届く。うれしい知らせ。みなさまぜひ足を運んでみてください。
http://www.kameya-net.com/akasaka-abe/index.asp
・本家「亀や」では2度目の改装に向け実施設計が大詰め。和風旅館という強いコードを解きほぐしながら新しいことにチャレンジする機会をもらっている。けして好条件が整っているわけではないけれど、なんとか期待に応えたい。
・大好きな元麻布の「かんだ」が三つ星獲得したらしい。めでたいには違いないのだけれどこれで予約困難は必至か。うーむ。
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255:ハウス&アトリエワン
Date: 2007-11-15 (Thu)
・恵比寿にて下吹越さんのオープンハウス。歪んだ5角形平面の集合住宅。指を広げたような形状のコアが各戸を隔て、そのコアと外周のリブを構造とするRC9階建て。案内に配置図がなかったのですが、行って納得。うまく周囲と距離を取って配置し、その分あっけらかんと開く平面形状及び開口部。うまい。
・来年UCLAで行われるワークショップのキックオフ・ミーティング@ハウス&アトリエワン。ヨコミゾさん乾さん藤本さん吉村の4名が参加する模様。おいしいお酒とスキヤキに舌鼓。で結局深夜まで。2月がたのしみ。
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254:都現美
Date: 2007-11-07 (Wed)
・週末東京都現代美術館にて石上純也さんの風船を観る。圧巻である。以前僕は彼の”ほんとうの”霧に対する賞賛とも否定ともつかない良質な違和感について書いたことがあるが、またしても”ほんとうに”浮いていた。”ほんとうに”薄いこと、”ほんとうに”細いこと、など”ほんとう”はある種の緊張を帯びるが、それはある種の思考の短絡を伴う。そしてそれこそが彼の試みをとても現代的に見せている。短絡と言っても観る方はいろいろなことを考えざるを得なくなる。問題作であることは間違いない。
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253:GYREオープン
Date: 2007-11-02 (Fri)
・「旅」取材。少なからず余暇産業に関わる身(→)(→)ですが、あまり気の利いたこと言えず。
・竹中工務店本社にて建築士会住宅課題賞審査。植田実さん、梅本洋一さん(映画批評)、西山浩平さん(エレファント・デザイン)、吉村靖孝が審査、木下庸子さんが司会。ソフトな語り口ながらも梅本さんと西山さんはコントラストの効いた鋭い評価軸を持っている。唯一の設計者たる僕は建築寄り(建築学生寄り)のコメントを求められていたはずですが、一番最初に「ほとんどの人が、『住宅といえばパブリックとプライベートという罠』にはまっているのが残念」と指摘したきり、こちら側には立てず。途中西山さんの推した東京理科大二部宇田川あやのの一昔前のハウスメーカーの家のような凡庸さを纏った2世帯住宅が場をかき乱し、大いに湧く。 ・最後は結局、問いの立て方の妙と言うより、やりたいことをちゃんと空間に定着させていた3作品、日本女子大山口紗由、前橋工科大尾形模空、昭和女子大小倉万実を推す。結果は一位尾形二位宇田川三位山口でした。 ・この賞は住宅課題限定なので卒計の前哨戦としてのステイタスを獲得しつつあると言う。審査する側としても、卒業した後は知りませんとなりがちな卒計の審査より教育的な気持ちに素直でいられる。入賞した人も入賞しなかった人もまたどこかで会えるようがんばってほしい。
・早稲田大学芸術学校にて授業。去年までは大隈講堂のとなりで講評中心の授業だったのですが、今年は理工学部のキャンパスで講義の授業。配布するプリントを人数分印刷してもらうため少し早く行って、生協のカフェテリアでひとり夕飯を食べているのですが、食べながらの学生観察がなかなかにたのしい。でもキョロキョロ廻りを見渡しながら揚げナスをつまんでいたら、教員らしきオジサンがひとり入ってきて急に我に返る。年齢が近い人しかいない日本の大学では、ちょっと歳が離れるだけで目立つ目立つ。見られているのはむしろこちらだ…。「生協の白石さん」もどきの一言カードにひとりニヤニヤしている場合ではない。 ・いったん間が開きますが12月からまた再開です。学生のみなさんよろしく。
・表参道GYREオープニングパーティ。パーティの前にMVRDVにインタビューをすることになっていたので早めに行って建物を見て回る。5時になってひさびさに3人に会い、ひととおり挨拶をすませたところで、ごめんこれからまだインタビューを受けなきゃいけないんだと言われる。え。いや。だからそれ。僕ですって。 ・今回のようなケースでは朝から取材漬けで誰がインタビューに来るのかなんてことはいちいち把握してないらしい。ともあれ。のっけから僕の質問のスキをついてニヤーと歯を出すヴィニーにいや一般誌ですからと言いたい気持ちを抑えつつ、だんだんペースが上がりたのしい1時間を過ごす。3人同時にインタビューできたのは貴重だし、リラックスしながらも彼らの立ち位置についての際どい線にもつっこんで、わりに面白いインタビューになったのではないかと思う。詳細はTOKIONで。
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